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心臓が止まる原因の多くは、心臓のけいれん「心室細動」です。
電気ショックによって、そのけいれんを止めて、心臓の動きを元に戻すための器械がAEDです。
このAEDは、電源を入れれば、あとは器械が音声で使い方を指示してくれます。
器械さえあれば、誰でも使えますし、資格は全く必要がありません。
指示通りにパッドを胸に貼り付けさえすれば、電気ショックが必要かどうかは器械が判断してくます。
不必要な人には電気ショックは行われないので安心です。
パッドを貼る際に、隙間ができないように貼ったり、汗などで濡れていたら拭いてから貼ったりと、ほんのちょっとのコツはいりますが、難しいことではありません。
AEDも日本に導入されて約10年経ちました。
使用方法の啓蒙や新たな導入方法など、更なる普及が望まれています。

画期的な救命器具であるAED。誰でも使えて、救命率を格段に向上できます。
しかし、器械が患者のもとに届かなければ、その恩恵は受けられません。すぐそばに器械があるとも限らないのです。
近頃こんな実験が行われました。敷地が広いゴルフ場などで、迅速に救命措置を行うために、AEDをドローンと呼ばれる無人飛行機で運ぼうというのです。
ドローンは、垂直に離着陸ができたり、GPSを使って自動飛行できたりします。この実験は、東京大学の研究所が千葉県のゴルフ場で行いました。
重さ2.5キロあるAEDをドローンにつけてきちんと運べるか実験しました。ドローンは、目的地まで2分程度で無事到着できました。
敷地の広いゴルフ場などでは、救急車の到着が遅れがちです。いかに迅速に救命措置が行えるかが課題になります。
今後はドローンのスピードを上げるなどの更なる開発が待たれるところです。